お待たせしました!
 大盛況のうちに幕を下ろした第10回公演「傷心館の幽霊」(4/14〜/16、銀座小劇場) あの公演中の興奮を舞台裏から観客の声までたっぷりお届け。
 ご覧になった方、残念ならが見に来れなかった方、みんなまとめて「傷心館の幽霊」ネットレビュースタート!



 何かに導かれるように傷心館に集まった4人の女達。頭取の御曹司洋介に婚約を破棄されたOL京子。ホスト風の二枚目浩に自分の店を権利書をだまし取られたオカマのリリー。不倫相手、万年係長寺田に横領の罪を着せられた銀行員美里。そして、亡き夫マスターが忘れられない推理小説家絹子。
 「死にたい……」と呟く彼女たちは、ウエイトレス風子が見守る中、とんでもない事を計画し始める。
 それは……自分たちをだました男達を招待する「復讐パーティー」だった。

 今作は女達が傷心館で繰り広げる出来事を書いたハートウォーミングコメディ。パーティーの結末は果たして……。
 舞台写真と印象的なセリフで「傷心館」を再現!
                                      フォト&ダイアローグ



附田 泉(神奈 風子)

 今この作品が終ったという安心感と、終ってしまったという寂しさでいっぱいです。幕が上がってからの3日間あっという間に過ぎました。今回本当にたくさんの方々が会場に足を運んで下さり、そして何より観て頂いたお客様に喜んでもらえたのが本当に嬉しかったです。
 これでまた次の舞台へつなげられる、そんな気持ちです。スタッフをはじめ、共演者の皆さん、そして観て頂いたお客様へ、本当にありがとうございました。これからもどうぞ宜しくお願いします。

萩巣 千恵子(佐伯 絹子)

 今回の役を与えられてからの練習期間中、自分の中にある殻をすこ〜し壊せたような気がしています。(まだまだですが・・・)
 初舞台の時は不安が大きかったけど、今回は楽しんで演じようという気持ちを常に持って舞台に立てたことが、自分にとってのささやかな成長かな、と言う感じです。

丸山 順一(リリーこと岩谷鉄夫)

 自分にとって今回ほど楽しく舞台に立てた役は無かった気がします。
 それは本来自分が100%経験したことの無い役だったから、想像だけでいろんなことが展開出来たからかもしれません。とにかく今回は、男どもより女の子に感謝の舞台でした!

宇田川 美樹(藤島 京子)

 今回は特に稽古している数ヶ月が自分にとってとても重要な期間だった様に思います。演じるという事に対する自分自身の誤差って言うのでしょうか?それを目の前に突きつけられた感じで、「何やってんだよ、あたし…」って感じだったんです。
 でも、今はそんな自分は過去の人で数ヶ月前の自分より一つ階段を昇った自分がいます。
 入団当初97年頃、元メンバーのキャプテン(小野寺)や謙ちゃん(富沢)が言っていた事が最近ようやく分かってきました。私はまだまだ未熟者です。人前で「自分は役者です!」
 なんてまだ胸を張って言えません…。でもそうなれると信じてます。
 また新しい気持ちで次の稽古に望みます。みなさん、今度ともどうぞよろしく。

宮岡 あづさ(秋野 美里)

 稽古が始まってから、小屋に入ってから、そしてもちろん公演中においても、その日々は「感謝」の一言に尽きる毎日でした。悩み、迷い、足を引っ張る私を励ましてくれた共演者、応援してくれた友人達、支えてくれたスタッフ、何より劇場に足を運んでくださった全ての方々…。
 そして、次回からも「素敵な舞台をありがとう」と感謝されるような、そんな芝居を作っていきたい、感謝と感謝の支え合いが私達の心に生き続けるような、そんな日々を送りたい、と強く感じたのでした。

富沢 謙二(一乃蔵 洋介)

 いやー、今回はきつかったですねー
 役作りもそうなんですが、言いづらいセリフが多くて。まっ何を言い訳にしても僕の力不足なんですが……
 これからもっと精進してかみかみ役者を返上したいと思います。

片岡 貴之(掛井 浩)

 舞台に立つときいつも思うのは、今、自分の持っている力をすべて出し切ると言うことなのだが、公演が終わり振り返ってみるとまだまだやれることがたくさんあったと気づく(毎回)次に舞台に立つ時、たくさんの内の一つでもできればいいなぁ

松本 陽一(寺田 秀彦)

「そのおでこは作り物ですか?」とか「顔の筋肉をフル活用してて面白かった」と言ったアンケートをいただいてもビジュアルだけ誉められるのはちょっと心中複雑でして……
 今までで一番変なキャラだったので楽しんで演じました。

小沢 和之(村野 銀次)

 無事6番シードの初舞台を終えてひと安心。
 持ち前のチームワークの良さがよい結果を生んだと思います。
 私は次回12月公演に参加します。その時はよろしくお願いします。

尾崎 実夏(村野 春江)

 とにかく大勢のお客様に来ていただいて、客席の高揚した雰囲気が楽屋にも伝わってきた瞬間、自分のテンションも上がって舞台の上でテンションだけは(笑)持続することができました。お客様に感謝感謝の3日間でした

山田 康弘(村野 徳)

 演劇未経験者の僕にとって今回の公演が初舞台ということになりました。正直なところ今、振り返ってみても何が何やらと具体的に思い出せないくらい緊張やらあせりやらでいっぱいでした。
 でも、先輩方や同じ時期に入団した仲間たちに支えてもらったことははっきりおぼえています。
 今度は、まず自分のことを自分でしっかり出来るよう、そして、誰かを支えれるようになれるように稽古に励んでいきます。

                                      仕事人達の声
                                 座談会あのときの幽霊

 6c電脳部長がつぶやいた恐るべき言葉「公演中は毎日更新!」
 スタッフは進行表を片手に、役者は食事の合間をぬってペンを走らせる!
 タイトなスケジュールをぬってでも伝えたかった「生の空気」
 首都高閉鎖で大道具が到着しないと言う波乱のスタートとなった「小屋入り」から大盛況に終わった千秋楽までの激動の5日間!

                                              公演便り



 全6回の内、平日の昼に行った初回公演を除いて、全回満員御礼という偉業を達成! 立ち見、桟敷のお客様、本当にありがとうございます。
 見終わった後のアンケートでは「女達が前向きに生きて行こうとする姿に感動。」「すべてのキャラクターが生き生きしていて良かった。」と言った声が一番多く聞かれました。ご来場ありがとうございました

                                           アンケートの声
                                         人気No1はこの人


 客電が落ちて、いよいよ芝居が始まると思っていた所に、突然アップビートのデジタルサウンド。そしてカット割りの短い映像(つまりまんま映画館の予告)を生で見ているような感覚に襲われました。
 舞台で次回予告を上演するのは何度か見たことがありましが、こんなスピーディーでカッコいいのは初めてです。本編の前にやるのも、まさに映画っぽくていいですね。悔しいけど次、観に来ます。
             (4/15 横浜市 種田徹様 アンケートより)

 何の告知もなく突然始まった予告編にド肝を抜かれた方も多いはず。当初、カーテンコールの後で、と計画されていた予告編上演もそのあまりのインパクトの強さに、本編の余韻が崩れるとの考慮から急遽開演前に行う事になったといういきさつも。
 「MUKAIYAMA ザ・トラブルマスターズ」予告編は、5月下旬ホームページにてO.A予定!
 只今、鋭意編集中! 期待して待て!


 
 来るべきデジタル時代へ向けて今公演からHPの内容を大幅に強化。その中から傷心館関連で人気のあったページを再チェック!

                               「傷心館の幽霊」調査ファイル

 ご来場ありがとうございました。メンバー一同次回公演も頑張ります。