2020年東京オリンピックを終えたばかりの東京から22世紀のフランスまでを描く「ミライ編」。平成元年から太平洋戦争末期までを描く「カコ編」の2バージョン公演!
1枚の切符が170年の時空を超える…。
 
※上演見込み時間は「ミライ編」「カコ編」ともに90分〜100分を予定しております。
※出演キャストは変更になる場合があります
第一話「三十五キロメートル地点の奇跡」〜2021年、神田神保町にて〜
オリンピック開催後の東京で、再開発の立ち退きを迫られる古本屋があった。そこで図書館司書の男は赤いアンダーラインの引かれた「ノルウェイの森」を探しているミライという名前の男と出会う…。
鍛治山亨(かじやまとおる)
藤堂瞬
民間企業で働く元図書館司書。神保町に新たに建設されるデジタル図書館のプロジェクトメンバーで、古本屋の立ち退き業務に奔走している。司書という雰囲気は失われ、本(book)を嫌うニヒルな男。
美来(みらい)
東京:永石匠
滋賀:伊藤駿九郎
母が残した本「ノルウェイの森」を探している青年。爽やかな青年のようであるが、どこか影がある雰囲気。
前島流瀬(まえじまるせ)
宮島小百合
鍛治山の恋人。小説が好きで村上春樹を愛読している。鍛治山と共に「ノルウェイの森」を探すこととなる。知的な雰囲気を持ち、小説をかじってる程度に書いている。
小林
樋口靖洋
古本屋「小林文芸書院」の店主。初老の男。立ち退きに応じない頑固な性格。

その他の出演…清水凜、那海、他


第二話「絶滅した男」〜2054年、とあるサウナにて〜
令和36年、繁栄を誇った「オタク文化」は衰退し、政府は「サブカル規制法」の国会提出を検討していた。かつてオタ芸を生み出したとされる老人は、最後の力を振り絞り、5色に光る棒を手に取るが…。

ポロポロ神楽坂2世さん
小沢和之
かつて秋葉原で伝説と呼ばれたアイドルオタク。2054年現在は老人。肩が上がらないのでサイリウムを振ることができない。
チョリソーさん
東京:大野泰広
滋賀:森崎正弘
中年サラリーマン。元アイドルオタク。現在は平凡に暮らしてるが、サウナで神楽坂2世に出会いアイドル熱が再燃する。かつての推しはでんぱ組.inc。
矢島さん
宮井↓↘︎→↓↘︎→+P
中年サラリーマン。元アイドルオタク。チョリソーと同様に神楽坂2世に出会いアイドル熱が再燃する。かつての推しは欅坂46。 
黛味蕾(まゆずみみらい)
宇田川美樹
大御所シャンソン歌手。ポートモレスビーオリンピックのメインテーマを歌うことが決まりテレビインタビューを受ける。ミライちゃんの現在。
ミライちゃん
清水凛
2021年のアイドル歌手。「神田ブックスシスターズ」という地下アイドルグループのセンター。後に大ブレイクし、シャンソン歌手に転身する。

その他の出演…椎名亜音、牧野純基


第三話「エッフェル塔は燃えているか」〜2121年、フランス・パリにて〜
パリの街角のカフェで優雅に紅茶を飲む3人の淑女。人工知能が社会の中心となっている時代に、「オートゥ」と呼ばれるAIアンドロイド達が「新・フランス革命」の噂を聞き、パリの街を奔走する…。

ケイティ
椎名亜音
「オートゥ」と呼ばれるAIアンドロイド。知的で聡明な淑女であるが、堅物と呼ばれている。オートゥには理解できない感情について葛藤する。歴史学者。 
ブルック
那海
「オートゥ」と呼ばれるAIアンドロイド。気が強めの性格でデータベース至上主義のリアリスト。医療技師。
ソフィア
東京:高宗歩未
滋賀:兵頭祐香
「オートゥ」と呼ばれるAIアンドロイド。三人の中では一番フランクな性格で、人間の恋人がいる。社長秘書。
シェン
牧野純基
ソフィアの恋人。人間。「新・フランス革命」を起こそうとしている革命グルーブに出入りしている。バーテンダー。
トロイ
土屋兼久
ケイティ達が集うカフェ「Belle Equipe(ベル・エキップ)」の給仕長。人間。

その他の出演…宮井↓↘︎→↓↘︎→+P、樋口靖洋、宮島小百合、他



第一話「ジュリアナ犬」〜1991年、ジュリアナ東京にて〜
バブル全盛期の東京。ディスコ通いで人生を謳歌していた自称お立ち台クイーンの女は、路地裏でカコと名乗る女子高生と出会う。カコが連れていた一匹の犬はちょっとどころかだいぶ変わっていた…。
ヒトミ
宇田川美樹
バブルを謳歌している自称お立ち台クイーン。借金まみれになってもバブルにしがみついている。
ユーコ
東京:高宗歩未
滋賀:兵頭祐香
バブルを謳歌しているイケイケ女性。アッシーくんが6人いる。ヒトミの会社の後輩。
シロ
牧野純基
芝浦の裏路地に捨てられて生活している犬。見た目は普通の兄ちゃんだが、犬。
カコ
清水凛
ジュリアナ東京にやってきた女子高生。本名は「果菜子(かなこ)」あだ名で「カコ」と呼ばれている。

その他の出演…小沢和之、藤堂瞬、他


第二話「枕の意味」〜1963年、浅草の寄席にて〜
高度成長期の日本。浅草の寄席で真打ちに昇進したばかりの落語家は、枕(最初の小噺)が苦手と悩んでいた。その落語家が体験する一夜は、不思議な不思議な小噺のようで…。

浅草亭縁次(あさくさていえんじ)
土屋兼久
真打ちに昇進したばかりの落語家。古典落語を得意とするも、枕(つかみの小噺)が苦手で悩んでいる。
浅草亭縁笑(あさくさていえんしょう)
東京:大野泰広
滋賀:森崎正弘
軽妙な話術でテレビでも人気が出てきた中堅落語家。縁次の兄弟子。
夢夢亭銀子(ゆめゆめていぎんこ)
椎名亜音
女漫談師。楽屋では皆の世話係のようになっている。
出囃子達夫(でばやしたつお)
小沢和之
夫婦漫才「出囃子達夫・鳴子」の夫の方。頻尿で10分の高座がもたないと悩んでいる。担当はボケ。
出囃子鳴子(でばやしなるこ)
那海
夫婦漫才「出囃子達夫・鳴子」の妻の方。頻尿の相方に愛想を尽かしている。担当はツッコミ。

その他の出演…藤堂瞬、宮島小百合、牧野純基、清水凜、宮井↓↘︎→↓↘︎→+P、宇田川美樹


第三話「ポンコツ玉砕隊」〜1945年、パプアニューギニアの密林にて〜
太平洋戦争末期。パプアニューギニア戦線で、ひとり逃げ続ける男。男は風の吹く丘で少女と出会う。仲間の兵士の制止も聞かず、奇妙な友情を深める二人。しかし戦火は迫っていた…。

堤願太郎(つつみがんたろう)
樋口靖洋
日本陸軍第45師団歩兵293連隊の兵士。一等兵。パプアニューギニアで逃げ回り、自給自足の生活を送る。ビビりで根性なしの男。農家の出で耕作が得意。
ティモ
宮島小百合
パプアニューギニアの漁村で暮らす現地の少女。願太郎と密林の中で出会う。
山根上等兵
宮井↓↘︎→↓↘︎→+P
日本陸軍第45師団歩兵293連隊の兵士。願太郎を探して密林部にやってきた。登場人物の兵士達の中では一番の上司となる。
鎌井一等兵
藤堂瞬
日本陸軍第45師団歩兵293連隊の兵士。山根と同じく願太郎の捜索にやってきた。玉砕も辞さない誠実で強気な男。
松島二等兵
東京:永石匠
滋賀:伊藤駿九郎
日本陸軍第45師団歩兵293連隊の兵士。山根と同じく願太郎の捜索にやってきた。登場人物の中では一番下。年齢も若い。

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