INTRODUCTION

とある会議室に三人の作家が集った。劇作家と小説家とシナリオライター。ジャンルの違う場所で「物語」を作ってきた三人の作家は、企画会議を繰り返しながら、共同で「或る物語」を作ろうと奮闘する。
「ダイナミズムこそ物語の根幹だ」と劇作家は語る。
「言葉のディティールに物語の息吹が芽生える」と小説家は語る。
「リアリティがすべて。その中からしか物語は生まれない」とシナリオライターは語る。
着地点の見出せない「或る物語」の「登場人物」達は、様々な試行錯誤により「物語の中」で右往左往する日々。
締め切りの迫ったある日、三人の作家の前に舞台監督、編集者、ドラマプロデューサーが現れる。追い込まれた三人の作家が生み出す「或る物語」は、三人の想像を超えた世界へと飛躍していくが…。


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【BUNNER】