トム(松本陽一)君に質問なんですけど、今回、個性的なキャラクターばかり登場しますが、最初から結構頭に浮かんでたんですか？
	うーん、最初からイメージが強かったキャラクターも何人かいたけど。保安官なんかは最初は「三枚目でのんびりした感じにしよう」って思ってたんだけど、最初のギャグ書いたらそれでキャラが決まっちゃったって感じかな。そこで初めて「生まれ落ちた」みたいな。あとは書き始めてからだんだん色が付いてきた人とか。
	バアサマなんて最初、登場人物欄の人物説明にウザいって書かれてたよね。
	その後,ウザくない方向で書こうとしてたんだけど、またウザくなってきたね。
	バアサマといえば、コアな６Ｃファンにはたまらないってシーンがあるよね。
	それは観てのお楽しみってことで。ふふ。
	―　町の人たちにとって保安官はどういう人ですか　―
	なんか子供達と同じレベルの人ってカンジ。
	一番遊んでくれるんだよね。
	そうそう。
	平和な町だから、結局は一番ヒマな人って感じだよね。
	町の人に言われて電報打ちに行かされたり（笑）。僕の中では、「本当は保安官じゃなくて手品師になりたかったけど、父親が保安官だったから跡を継いだ」っていうバックグランドがあります。
	そんな設定考えてたんだ。うん、まあ好きにしてて。
	投げられた(笑)。
	ジイと保安官ってきっと町の中では親しい方ですよね、男性があんまりいないし。ところで保安官って独身なんですかね？
	奥さんいそうな感じしないね。死別ってわけでもなさそうだし。なんか女の人口説くのヘタそう。
	気を引くために手品とかやっちゃいそう（笑）。
	上手くいっても逆に女性はヒいちゃったり（笑）。
	―　駆け落ちしてきた２人は町の人たちにとってどんな存在ですか　―
	お嬢（さとう波子）は好き。
	ハッシュ（土屋兼久）は自分達より下ってカンジだよね。
	「おもちゃ」だね。
	保安官はハッシュの味方だよ。
	ハッシュのこと好きなんじゃない？ハッシュを見てる視線があやしいもん（笑）。
	ええっ！？そっち系！？男色保安官！？