:::: ラストシャフル :::: 劇団6番シード第23回公演 池袋演劇祭参加公演
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=6Cに入団してはじめての本公演参加ということですが今の心境は?

木全 緊張してます。

戸田 (稽古で)自分の番がくる度に不安で不安でしょうがないです。

=台詞のほうはもう覚えましたか?

木全・戸田(ユニゾンで) 多分覚えてはいるんですけど・・・

戸田 (台本が)やっぱり精神安定剤というか、

木全 お守りみたいな感じで手から離せないんです。
でもなるべくこれから離すようにしてます。

=冬道場、ギブテンから参加してますが何か違いはありますか?

木全 やっぱり冬道場とギブテンは参加者枠だったんで、それほど緊張というか、公演中は緊張しましたけど、ちょっとした気楽さはありましたね。でも今回は名前のある役だし、すごい緊張で、どうしようどうしようと公子のことばかり考えてます。

戸田 前回(ギブテン)はエキストラさせてもらたんですけど、やっぱり台詞もない訳ですし、最初の場面しかでないですし、後は裏方を手伝っていたので、ぞの(木全)が言うように、そんなに緊張するとか不安になるとか、どうしようどうしようって悩むことはなかったんです。で、今回はやっぱり名前のある役ですし、台詞もありますし、稽古もばりばりつけられてますし、駄目だしもありますし、もういっぱいいっぱいですね。

=2人はいままでに舞台経験は?

木全 舞台というか、友達とお祭り感覚みたいな感じでしかやったことがないですね。本格的にこういうのは初めてです。

戸田 私は高校演劇から専門学校の演劇科だったので、授業とか公演とかで芝居をやってたんですけど、今回は先輩方と一緒に舞台に立つわけじゃないですか。だから自分ができてないのがすごく分かるんですよね。ああ、馴染めてないなとか、はいりきれてないなとか、やりにくそうな感じだっていうのが、ひしひしと伝わってきてすごい未熟さを感じます。

木全 でも皆がすごい一生懸命なのが伝わってくるから私も頑張らなきゃって思うし、

戸田 皆が盛り上げてっていうか、ひっぱってってくれて、やりやすいって感じることがすごく多いです。

=じゃあ、演じてて色々感じてるんですね。

 

戸田 そばにいるだけで相手の気持ちとかわかるし、目線で助けてもらったり、後ろからコンってやってもらったりするのが、すごくいいです。

木全 そう、さわってもらえるとすごく安心、触れてると安心します。

戸田 高校でやってたときはみんな初心者だったから、そうやって皆で助け合って芝居するっていうのがやっぱりできなくて、自分で精いっぱいだったんですね。だから今回はすごく皆で作ってるっって感じで楽しいです。

木全 すごく勉強になります。

=稽古場くるのは楽しいですか?

木全・戸田 楽しいです!

木全 今日も稽古だ!って感じ。いつも公子のことを考えたり、劇団のことを考えてます。

戸田 生活は今までよりハードになったけど、でもやっぱり楽しいです。

= ダブルキャストということですけど意識していることとかありますか?

木全 大丈夫ですかこれ?けんかになる?(ちらりと戸田をみる)

=ぶっちゃけトークでいきましょう♪

木全 じゃあ、とだこ(戸田)から。

戸田 いやなパスだな。(笑) とりあえず私とぞの(木全)はキャラがかぶるって最初からいわれてたので、どうキャラ分けをしていったらいいか悩みましたね。稽古中どっちがやっても同じだなっていわれるし、余計にライバル心じゃないけど、やっぱり意識するのはあるよね。

木全 うん、お互いの稽古はがっちりみてます。とだこ(戸田)がいわれた事は私の事みたいな感じで。

戸田 彼女はこうやってるから、じゃあ私はこうやってみようかしらって意識するようになりました。

=お互いに切磋琢磨してる感じ?

戸田 磨けてるかはわかんないですけどね(笑)

木全 ダブルキャストっていわれたとき、やっぱりかあーって思いました。見た目も一緒だし、久間さんにも木田くん(木全+戸田)と呼ばれました。(笑)
でもダブルキャストが決まってからは、私のほうが出番が1回少ないので、少ないからこそ、とだこよりアンケートはとってやろうとか、(とだこがきらりとぞのを見る)

戸田 こっちは気にすんなー

木全 だってこわいんだもん、あ、本当は仲いいんですよ。
やっぱりとだこ(戸田)がやってる時はじーっとみてて。稽古は順番にやってるんですけど、
「とだこ、そろそろ変わんない?」とか、「私のほうが今日は少ないんだけど」とか、ぶっちゃけ思ってます。 キャラ分けもそうだけど、稽古もがっついてます。

=いい感じで刺激しあってるって感じですね。

 

戸田・木全 はい。ライバルです!

=ピンクイールスや先輩と一緒にやっててどうですか?

戸田・木全 ・・・楽しい!

=あれ、今ちょっと間が・・・?

木全 いや、そういう訳じゃないです。
あの今は皆に全然実力が伴っていないんですけど、あたまで考えてることはいっぱいあるんですよね。でもいざ稽古になると上手くいかなくて、台詞とかもまだはいらないから。でもこれで本番までにもっと成長できて舞台に立ったら、絶対楽しいって思います。
みっきーさん(宇田川)も波子さん(さとう波子)もいずみさん(附田)も、なんかテンションがすごいから私ものってけたら、すごい楽しい舞台になると思いますし、演じてる自分自身も楽しいだろうし、観てるお客さんも楽しいと思います。

戸田 楽しいですね。

=本当に楽しい?

戸田 本当ですよ!久間さんの台本のおかげもあるんですけど、イールスとピンクイールスの関係がすごく好きで、

木全 うんうん、

戸田 あの仲間内に自分が公子としているっていうのがすごくうれしくて、楽しくて、”ああ、一員なんだな”って思えたら絶対おもしろいと思うんですよ。
皆さん助けてくれるし頼りがいもあるから、あの場ににいれてすごくうれしいです。

=最後に一言どうぞ

戸田 6Cメンバーとして初舞台になるんですけど、是非是非皆さんの心の中に少しでも残れるような演技をしたいなと思います。まだまだできていないところもいっぱいありますけど、最後にはイールス・ピンクイールスの、あの中の一員になっていたいと思います。がんばります!

木全 自分んなりの考えてる公子がすんなり生きて、まだ思い違いなとこもいっぱいあるんですけど、お客さんの前にでれたらいいですね。
ダブルキャストであたしととだこ(戸田)ので、1回づつ観に来てもらえて、どっちも良かったっていってもらえるような舞台にしたいです。いや、やります!
そして明るく、かわいい公子でファンを増やしてふやしていきたいです!

 

戸田・木全 よろしくお願いします!