思い出の
第17回公演「ミキシング・レディオ」
アイピット目白

今回ラジオ局が舞台なので、機材もそれなりに揃えなければならない。中でも“ミキサー”と言われる音を調節するための、ボタンやらつまみやらがいっぱいついた機材は必需品。しかし、当たり前だがこれが高い!使えないジャンク物であったとしても高い。
ところが、ネットオークションでとんでもなく安い物を発見。安い理由は「福島まで取りに来られる人限定」だったから。
福島は遠い。でも、欲しい。どうしたらいいんだっ。
頭を抱えていたその時、「オレ行くッスよ〜」と飄々と応えた男はチロル。はるばる福島まで車で取りに行ってくれたのだ。しかも「お土産」と温泉饅頭まで買ってきてくれた。チロル株が急上昇した事は言うまでもない。
260kmの旅をしてきたミキサー君、いい仕事をしてくれました。


この芝居には架空のアイドル“キットカット”が出てきた。ジャニーズの“”か何かを想像していただくと分かりやすい。
そして、その“キットカット”のデビューシングル『純愛エクスプレス』という歌が劇中に出てくる。しかも、重要な役割を持って。
「こういう細かい部分がきちんとしているかいないかで、その“世界”を信じられるかどうかが決まるんだ」という松本陽一の意見により、作詞:松本陽一、作曲:あづさ、編曲:古内修一(音響担当)という3人のタッグでこの曲が生まれた。
曲のみの完成時にお披露目された曲にメンバー一同「かっこいい♪」と一気に盛り上がる。そして、「じゃぁ、CD作ってNETプレゼントにしよう!」という事に。
当然、誰が歌うかという事が問題になり、立候補を募ると「若手アイドルなんだよ?」と言っても聞く耳を持たない重低音のベテラン役者陣や「ジャニーズみたいな男のアイドルなんだよ」と言っても聞かなかった女優、宇田川を含む相当数の立候補者が。結局劇団内オーディションを開くこととなり、異様な熱気に包まれた。そう、6Cは変なところに情熱を注ぐ集団でもある。
そして、選りすぐりの精鋭4人で行われたレコーディング。
その出来についてはコメントを控えよう。
ただ、とあるスタッフが「呪いの曲だ…」と言ったとだけ言っておきましょう。