宇田川 |
まずは食われないようにしなきゃって(笑)。
普段そんなこと考える必要はないんですけどね。万が一ね、食われてるぞなんて日がこないように、虚勢はっていこうかな、と。 |
小沢 |
僕は、ほんとに外の劇団の方とお芝居やる機会が少なかったんで、最初戸惑うかな、なんて思ったんですけどね、そういうこともなく、いい空気を感じさせてもらってるなあって。 |
宇田川 |
みんな柔軟だよね。 |
小沢 |
ね。いろんなことを柔軟に考えてやられている役者さんばっかりで。このチャンスを生かさない手はないなっていう思いですね。芝居の稽古と外れたところでもね、いいお付き合いさせていただいて、いい作品が作れたらいいなと思ってます。 |
全員 |
(深く頷く) |
鈴木 |
僕は唯一20代なんでね。
今まで6Cさんには客演で出してもらってて。でも今回初めて、客演としてではなくて、役者としてトムさんにダメ出ししてもらえるのが嬉しいですね。前はちょっと遠慮があるのかなと思ってみたりしてたんですけど。
なんかね、「もっと声出せ」とか「言葉の立て方がどうだ」とか、そういうダメだしが全然なくて、いきなり「その台詞の意味合いは・・・」みたいなところから入っていくんですよね〜。
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松本 |
そうですねえ・・・カツゼツとかねえ・・・・(溜息) |
宇田川 |
イライラしてないんもんね。 |
松本 |
ええ。当たり前にイライラしませんね。 |
宇田川 |
あたしとやってるとイライラしてるけどね。 |
一同 |
(苦笑) |
宇田川 |
でもすごく、楽しそうにやってるよね、トム君自身が。
いつもだと、稽古中に、急にしかめっ面したり、鉛筆置いて腕組んでみたりしてるけど、私、今回ちょっと待ち時間があるんで、その間トム君の顔ずっと見てるんですけど、もう、子供みたいな顔して見てる。
口開いてるよ!みたいな。 |
鈴木 |
僕もよく目が合うもん。前まであんまり見てくれなかったけど。
一新人役者として充実感を感じますね。まだまだだなって。今日からは皆さんぼくの事「鈴木智晴(新人)」って呼んでください。
宮崎アニメみたいに(笑)。 |