vo1.「予告編」

 予告編っていいですよね。もちろん映画の。映画館で観るのもそうなんですが、ビデオを借りてきて、うんざりするくらい沢山予告編が入っているのも私は割りと好きです。予告編にはハズレがない。当たり前ですけどほとんどの映画が面白そうに見えます。たいていの映画は「見てえ〜」と思います。結局ほとんど見れませんが。そんな中にも、予告編の段階でつまらなそうなやつもあります。これだけ面白い部分を抜き出してもなおつまらなそうな映画って…とせつなくなります。逆にこれを見てやろうかと思いますが、そんな勇気と暇もなく、結局見ません。
 最近は予告編専門の会社なんかもあってそれ専門の方が作っているみたいですが、昔はその映画の助監督などが担当し、その出来が良いと次に映画監督の話が回ってくる、ということもあったようです。最近はテレビの深夜枠やCS放送などで、映画の宣伝番組がよく放映されてますが、それはやっぱりその映画の助監督さんたちが気合いを入れてメイキング映像などを作ってるみたいです。


筆者近影
先日、HP担当から「まだ稽古も始まってないし、台本すら渡されてないので何か予告編的なものをHPに書いてください」との依頼が。よし、じゃあ「見てえ〜」と思わせるような予告編を作ってやるか、と一念発起したが、文章でそれをやるのはなかなか難しい。ということで、今執筆中の(稽古は6月から開始)、「最後の1フィート」について、これからツラツラと文章で書き連ねてみたいと思います。
この作品は「映画」にまつわる物語です。予告編もその一つ。その辺りは物語の前半部分となりますが、その話はまた来週。
2005/5/26