2001年11月28日(小屋入り1日目) 
by 佐藤愛子
いよいよ今日「コヤ入り」である。
私の人生28年と11ヶ月。生まれて初めて「コヤ入り」を経験する朝をむかえた。朝4時起床。まだ空には星がキラキラと輝く。5時、自宅出発。まだまだ空には星がキラキラと輝く。
7時稽古場に着いて間もなく、舞台セットの積み込み。
静かに続く、かずさん(小沢和之)とチロルさん(チロル)の「ぼけ・ツッコミ」にウケる。
アイピットに到着してからは、もう覚えてないほど大忙しだった。
気がついたら見事なセットがほぼ完成していた。「スゴイっっ!スゴイよ!!」とにかくこれが私の感想である。みんなで1つのものを作り上げる喜びは、計り知れないほどデカかった!!
私の人生28年と11ヶ月。本当に生きてて良かったと感じる1日であった。本番まであと1日。「灰になろう」と決意した役者&スタッフが皆様のお越しを心からお待ちしております。
 
2001年11月29日
(小屋入り2日目) 
by 妹尾伸一

大道具作り2日目にタイムスリーップ。ほんま手際がよくなったな〜皆・・・ほめてつかわす。金槌を使えるようになったし、のこぎりを使えるようになったし・・・グレートこのままなぐりを振り上げ作れ!作れ!大道具作れ!作れ!ぶっこわせ〜。
2001年11月30日(本番初日) by 萩巣千恵子
今日は公演初日です。
いよいよ来てしまったと言う感じです!
午後にゲネプロをし、19時開場、19時半からの本番に備えていたとき・・・。
今回受付をしてくれている福ちゃん(福井)が 「お客さん満員!イスが足りない!!」と楽屋に入ってきました!!
楽屋のイスをすべて持っていく福ちゃんを見送り、 いよいよテンションも最高潮にあがりつつ、舞台に出たら すごく楽しくてあっという間で、いつまでもこの世界にいたいと思いました。
一緒に舞台に立っている人達、そして見てくださっているお客様と。
そうそう、今日は、今回客演で別の舞台で活躍しているうさちゃん(宇佐木)と末吉 君(末永)も見に来てくれました!
久しぶりに会った二人はすごく明るい顔をしていて(いや、いつもしてるんですけ ど)、客演先でもきっと充実しているのだろうなと思いました。
そんな二人が見に来てくれて、すごく心強くなり、そして元気を貰いました。 すごく楽しい初日を迎えられたことに、とても感謝しています。
明日もあさっても気を抜かず、お客さんに楽しんでいただけるように、 舞台に立ちたいと思いました。
本当に今日見に来てくださった皆様、ありがとうございました!!

2001年12月1日(本番2日目) 
by 松本雄介

あ゛〜、もう中日終えちゃいましたよ〜。
小屋入り中は時間 が長いようで短いです。言うなれば小学校の答辞ですね。もう明日千秋楽!?ってカンジです。
今日御覧になった方、今回の舞台はいかがでした?
お楽しみ頂けましたでしょうか。 個人的には今回の舞台は過去最高に楽しいです。
それじゃ明日もがんばります!
 
2001年12月2日(楽日) by 丸山順一
とうとうこの日が来た。9月の企画公演が終わって以来、息継ぎが出来ない 程のスピードで突っ走ってきた自分たちの「魂」を伝える最後の日だ。
今回の公演を打つまでには、今までにない稽古時間の足りなさがあり、役者 がその役になりきれるまで相当の悩みや苦労を抱えていたと思う。だが役者 が稽古に集中出来るよう、少ない時間ながらも地下の制作場で真っ黒になり ながら大道具を作成してくれたメンバーがいて、そのほか陰で支えてくれた スタッフがいたからこそ、私たち役者が舞台に立てた事も忘れてはならない。
楽日が無事終わり、私たち6番シードのメンバー総動員で仕上げた「百年の夜が明ける朝」を、観に来て頂いた全てのお客様に心から感謝致します。
これからも劇団6番シードを、暖かくそして厳しい目で見守ってください。お客様 一人一人に、心から感謝の気持ちを伝えます。ありがとございました!