3月13日(土)・14日(日)
 
新着台本を待ちわびる

役者陣の図(イメージ)

 先週も書きましたが、当HPの稽古場だよりのコーナーがホットですな。先週は今回初めて参加される森田さんが担当。またまた熱いメッセージがきましたよ。
「稽古は台本が出来上がってからするものだと思ってました」
違いマス。稽古は台本が出来上がった部分からするものなのです。よく知らないけど、現在活動中の劇団の8割はそうだと思います。そうであってほしい。そうやって新聞連載小説のように、毎週小出しに渡されていくのです。役者への一番の栄養剤はやはり新着台本のようで、稽古場で我先にと印刷された新着分を奪いあう様はまるでピラニアの水槽に肉を放り投げたようであります。だからメチャクチャ気になるところで「続く」にしてやります。「え〜気になる」という声が女優陣から飛ぶのを待っているアコギな自分がいます。本当は大して気にならなくても
「気になる〜」と言っておけば私のその日の機嫌は上々です。

 さて、その稽古場だよりに面白い部分を発見。左下あたりに過去の稽古場だよりが一覧で出てます(前からあったのかも知れないけど)。見てみるとなかなか面白い。1998年だから今から6年前、オイラが入ったくらいのところからです。何と、主宰である久間勝彦による直々のリポートがあるではありませんか。内容は結構手厳しい。役者へのダメ出しがそのまま載ってる感じの日もあります。そして新人の宇田川や附田のリポート。そしてあの富沢謙二がけっこう頻繁に書いてます。でも何故かオイラの名前はない。そういえばあまり書いた記憶がない。でも2,3回は書いたような気がする。暇な人は探してみてください。


安心して眠れます

 そしてそのレトロ稽古場だよりから衝撃の一文を発見。1999年、11月28日。当時新人のあづさのリポート
「そしていよいよ次回公演の新しい台本と初顔合わせ。18ページもの本のコピーが配られ,みんなわくわく…」
これは2000年4月に上演した「傷心館の幽霊」という作品の稽古初日の様子でしょう。作・演出は久間さんです。18ページ!
勝った!オイラは先週25ページ渡したもんね。しかも新人のあづさは「18ページもの」と言っております。そうです。うちの劇団は18ページでおなかがいっぱいになるんですね。
あーよかった。安心して眠れるよ。