天津風涼子・・・附田泉
公演の度、終わった後私は一体どんな表情になるんだろう、いつもそれを考えます。
今回は芝居・体力・精神力など全てが戦いで、私自身への挑戦でもありました。
お蔭でアクションもできたし、早替えもしたし、色んな衣装もきれたし、いっぱい芝居ができたし、筋肉痛で階段下りれなかったり、会社のトイレで蹴りの練習をして制服のスカートを破ったこともあったけど、全部全部含めて今回は楽しかったです。
打ち上げからの帰り道(もちろん朝帰り)、自転車を乗りながら受ける風が気持ちよく、”アマツカゼってこんな感じかも、よかった、私にも爽やかな風が吹いたよ〜”、という気分でした。
皆皆様、本当に有難うございました。

(天津風・・・天上を吹く風、、、と何かに載っていました)

萩野千佳・・・あづさ
私は言い続けたんです。「千佳は普段の私とは全然違う」と。そして結局、最後まで誰も信じてくれませんでした。それどころか、見に来てくれた友人達から発せられる言葉は「っていうか、千佳ってあづさそのまんまじゃん。」…でも終わった今、それでもいいかな、なんて思っているのです。
千佳はいつも元気で笑顔で能天気。一緒にいるこっちまで元気になってくるんですよね。そこにいるだけで周りの人を明るい気持ちにさせるなんて、なかなかできないですもんね。うん、私そのまんまだっ。
それにしても、千佳は大福が大好きで、芝居の中で私はたるほど大福を食べました。大福って実は日常生活にはあまり登場しない代物なんですよね。それをバクバク食べる千佳のおかげで、公演後には痩せるというジンクスは一気に覆されました。しばらくは大福はごめんなさいです。結局、稽古・本番を通して100個以上の大福を食べた記録は、私の記憶にしっかりと残るでしょう。そして、今を生きる私の体型にも。

杉浦琴子・・・名賀谷純子
1年前のこの季節、ある事で、みんなに大迷惑をかけるほどの精神状態だった。厳しい現実、葛藤、不安、そして花粉にまで・・・。精神も肉体もボロボロだった。稽古に出ても手が震え、足が震え、涙が流れつづけてた。稽古に出るのをやめようと思った。実際1日だけ休み、現実逃避した。そんな自分にもいらだっていた。仲間達は「逃げるな」といった。演出家には「正々堂々と勝負しろ」と言われた。意を決して、再び稽古場を訪れたあの日の事はきっと一生忘れない。1年ぶりの久間作品への出演。『FUN TRAPS』は彼との勝負の場でもありました。そして結果、私はまだまだの自分を知ることになるのだけど、あの頃より強くなった私は認めてもらえそうな気がします。ご来場くださいました皆様、心より感謝しております。
そして素敵な仲間達と私のなかの「琴子」にも感謝なのです。
柏田文彦・・・春日雄大
相変わらず"いっぱい・いっぱい"になりました。
だけど、舞台の上は自分に、たくさんのことを教えてくれる場所だと、改めて気付かせてくれました。
自分のいたらなさが多く露呈した公演でしたが、文ちゃん自身、いつも"いっぱい・いっぱい"だったのではないでしょうか......
榎戸剛輔・・・富沢謙二
コメディー班に入って約1年が経ちました。今回の公演は色々好き勝手やらしてもらい楽しかったのですが、やっぱり僕は
コメディ班では生きていけないということが分かった公演でした。
神崎・・・松本陽一
やくざの子分2という面白い役を頂いて光栄です。本役の神埼という役はあまり深く考えないでやってみようと思ったので、その分、エネルギーを子分2に注いでみました。歯抜けのメイクとか、トサカヘアーとか。パンクロッカーの気持ちが少し分かりました。逆立ちしてスプレーするのです。毎日やってるなんてすごいね。パンクロッカー。
ご来場ありがとうございました。
花田満作・・・丸山順一
やっぱり今回もへたれました。
役者は体力!
体力つけて出直します・・・

花田昇一・・・小沢和之
今回の舞台は自分自身とても収穫のある舞台になりました。
特に演技面では次回に活かせるものが生まれた感じがします。
回を重ねる度にグレードアップした作品を観ていただけるよう今後も精進していくつもりです。
皆様のご来場心より感謝しています。本当に有難うございました。
百瀬優貴(玲子)・・・宇田川美樹
玲子、奈緒子、優貴、、、台本が上がったら、なんだか色んな人を演じなければいけなくなっていた。
あんまり考えて演じるタイプではないので「ノリで!ノリで!」と案外楽しんでやってました。
ちょっと気を抜くと、超ヤンキーみたいになるらしく、皆に舌まわってるとかチンピラとかいわれたりしていました。
久間さんにラストの綾乃との再会のシーンで「表情がダメ、分かるだろ普通に、そういう時の感情って」といわれて、ビックリ、あんな経験したことないんでさっぱり分からん。普通分かるだろって普通かぁ?!と思いつつTVのバラ珍を一生懸命思い出そうとした。しかし、依頼人の顔はガンガンTVに映ってるけど肝心な方が「モザイク」であることに気づきあちゃーと思いつつもこれもまたノリでなんとかやっちゃいました。まあそんな感じです。
百瀬綾乃・・・宇佐木彩加
どの公演の稽古期間中も必ず壁にぶつかって、立ち止まってしまいます。
同じ壁だったり、全然違う壁だったり。下手したら、乗り越えたと思っていた壁にもう一度ぶつかっていたり…。
でも、公演が終わるまでには必ずその壁は階段となって私を一段高い位置に連れて行ってくれる。 今回も、一段高い位置にこれました。
今回の階段は「仲間に頼る」という階段でした。 一人で頑張るだけじゃなく、時には身を任せてみるのも良いことだという階段を上りました。
次は、どんな壁が、どんな階段に変わるのかな。
親分・・・妹尾伸一
パット咲いて、パット散る花火のような毎回演劇はそういう感じをうけてきたが、今回は線香花火のようなちりちり燃えてぽつりと落ちるといった燃えきったという感覚じゃ〜ね〜な〜。
みんなはどんな花火がすきですか?わしはとてつもなくデカくてドーンってものすごい音がして、1日中その余韻に酔いしれるようなそんなでっかい花火になりて〜
 
山田・・・松本雄介
正直、自分の思い描いた事が微塵も消化できないまま終わった公演だった。 私の目標とするもののヒントが今回の三つの役にちりばめられていて、それをみすみすとりこぼした気分で一杯だ。
・・・もったいない。もったいないが、終わったことは仕方ないとしかいいようがな い。 とにかく頑張ろう。
頑張れば報われるはず。
・・・なんか一人一言っていうより、独り言って感じだ。
加藤祐子
今回はお祭りと言うことでしたがある意味舞台裏はやんや・やんやだったんですよ。
とにかく楽しかったのぅ。
準備期間で布にまみれた事も附田氏のももに触った事も自分の化粧がどんどん濃くなっていった事もガーターが馴染んでいった事も全部楽しかった。
そしてお客さん皆さんにお会い出来た事も。
ありがとうございました。
嘉山理絵
今回のコンセプトは「お祭り」ということでしたが、楽しんで頂けましたでしょうか。
振り返ってみると、いやあ〜、今回もいろーんなことやりましたが、個人的には楽しかったです。色々な裏方の仕事も、全然違う役をやったのも。
それにしても、皆いろんなことができるようになってきて、副業でも稼げるんじゃないかと思うほど。でも、普通の会社では役に立たないようなことばかりですが。 面接で「大道具作れます」って言ってもねえ・・・。
ご来場くださった皆様、いつも応援してくださる皆様、本当にありがとうございました。
私達はまた次に向かって頑張ります!
寺本義彦・・・チロル
今回の舞台もとても楽しいお祭りになったと思います。これからも楽しい芝居作りに携わっていきたいと思います。
高橋恵美
今回の感想はズバリ「布」
セットの布、ソファーの布、
布、布、布・・・
何十mもの布を買い、切り、まち針をさし、縫い、アイロンをかけ・・・
本当に布にまみれた公演でした。
田中寿一
今回3役やりました。出番が全部前半だったので、着替え大変でした。 アセダクでした。
ボクは中学・高校と吹奏楽部だったんですけど、芝居ってのはオーケストラと 似てるんだなーとしみじみ感じました。どんな役も一つの曲を作る重要な要素。 それを実感しました。ボクのやったチョイ役3つは、言うなれば主旋律の裏で ハーモニーを作ったり、リズムを刻んだりする楽器、そんなカンジでやんした。
出番少なかったけどすげー楽しかったっス。次もがんばろーっと。
さとう波子
右も左もわからない私にチャンスを与え初舞台へと導いてくれた6Cに、私を支え応援してくれた友人や家族に、そしてご来場くださった皆様にただただ感謝!の一言です。ありがとうございました!